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 □「セイキロスさんとわたし」 no.09

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今回は和文希訳試験(自己採点版)です。

まず下の練習問題を見て
一通り内容を確認してから
試験に挑戦してみましょう。


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■和文希訳演習

私=石碑になって、
通りすがりの人に口頭で
次の内容をギリシア語で伝えてみましょう。


1.私は石碑です。

2.セイキロスさんが私をここに建ててくれました、

3.不滅の思い出の、長く生きのこる<しるし>として。


4.生きている限りは 輝いていて下さいね

5.あなたは決して決して 悲しんではだめですよ

6.僅かなんですから 生きている時間は

7.終りを時間は 求めているんですから


8.セイキロス・・・

   生き・・・


参照:前書き
参照:うたと後書き


■音階演習

9.ザックスさん等の説に従って、
今回の資料で使われている音の名前を音の高い順に教えてください。
1番低い音(ガンマの鏡像)は差当たりガンマと呼んでおけばいいでしょう・・・

10.ザックスさん等の説に従って、
今回の資料で使われている音の名前を音の高い順に歌って教えてください。

参照:ギリシア語の文字の読み方
例えば9は
「ゼータ,イオータ,カッパ」
「オミークロン,シーグマ,ピー,キー,ガンマ」


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さてここで和文希訳試験(自己採点版)に挑戦です!

答えられなかったところは、
メモをとったり、線を引いたり、うたったりして復習して、
100点が取れるまで何十回でも繰り返し挑戦しましょう。
さしあたり80点を合格ラインに設定してあります。


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■合格ラインをクリアしたら、
次回の試験の準備も兼ねて、
資料の書き取り演習をしてみましょう。
設定は次のとおりです・・・

こんな絵を見つけた・・・
切れ目のない文字らしきものの連なりと、
飛び飛びの文字らしきもの・・・・・・

絵の左下にある出典をたよりにインターネットで調べたところでは、

1.これはギリシア語(*)かもしれない・・・
(*)ギリシア語の文字とその書き順は例えばこちら・・・
Υは小文字のυにあたるらしい・・・

2.円筒の様な物体に文字が刻まれている写真資料
- 両端が裏に回りこんでいるので -
- 実物は左右に動きながら読み進めていくような感じですが - では
ΣΖΖで始まりΓの鏡像形で終わっている
飛び飛びの文字らしきものの並びに関して、
下から3行目ΤΟΤΕΛΟΣのΤΕの上にΚという文字があるようにも見える・・・

この文字らしきものを、合字もそのまま、
レイアウトもそのまま、絵から手書きで書き取ってみる・・・

参考:「セイキロスさんとわたし」資料置場


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次回は元資料の絵等も使った試験です。

例えば元資料の絵を
その特徴を踏まえてうつして、
それをなんらかの振付によってうたえる、
というのが次回の試験のだいたいの目安です。

この機会に様々な角度から
繰り返し繰り返し資料に触れて、
全体の復習をしておきましょう!


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